2016.06.27業種・業態別
旅行の一番の醍醐味は、何と言っても宿泊施設の充実と食事につきます。
目次
もちろん、観光地をめぐるのも楽しみの1つですが、特に女性とっては上げ膳据え膳で、おしいい食事をゆっくりとくつろぎながらいただける幸せ。
掃除も洗濯もしなくていい、日常の雑踏から離れ、贅沢な時間を過ごせることが、一番嬉しいですよね。
そのために、旅行の良し悪しが決まるのは、ホテルや旅館のサービスと食事です。旅行客は旅行代理店に行って、パンフレットを見る時、一番気になるのが宿泊先のことです。
今では、インターネットで宿泊先を調べることが、簡単になりました。そして、インターネットで予約も簡単に済ませる事が可能です。
ということは、旅館やホテルのホームページは無くてはならない宣伝のためのツールになっています。
大手インターネット旅行代理店で有名なのが、「楽天トラベル」「るるぶ」「じゃらん」「H.I.S」
ここでは、行きたい地域を選択すると予算や目的に合わせて、宿泊先を検索することができます。見たいホテルや旅館をクリックすると、ホームページに移ることができます。
まず最初に目に飛び込んでくるのは、食事や部屋の様子を写した画像ですね。その画像のクオリティは年々上がってきています。
旅行ポータルサイトの中には、競合する宿泊施設がたくさんあるので、何に特化させるのか、他と何がどう違うのかを明記しなければ、集客は本当に難しくなっています。
サービスなのか、食事なのか、料金体制なのか、部屋のクオリティーなのか、それぞれの宿泊施設で工夫を凝らしています。
しかし、その特化させるところも、似たり寄ったりになってしまいます。特別なイベントを開催するとか、最高級の部屋を割安にするとか、他と違う事をしなければ、難しいですね。
ただし、価格競争に入ってしまうと、本当のサービスを蔑ろにしてしまわなくてはいけなくなることもあります。そうなると、本末転倒です。
それぞれ、ホテルや旅館が動画を使って集客に成功させた事例をご紹介します。
ある海外の格安ホテルが高級ホテルを出しぬいて、宿泊客を激増させた事例があります。これは、テレビCMを使った宣伝ですが、Twitterで話題となり集客につながりました。
海外の格安ホテルが放映し、客の数を激増させたCM。 pic.twitter.com/todM78NrlP
— マンガで分かる心療内科♥ゆうきゆう (@sinrinet) October 2, 2015
その内容は、高級ホテルでも格安ホテルでも、「あること」が全く変わらないということを伝えています。それは、宿泊時に、高級ホテルでも格安ホテルでも、夜になれば暗闇で窓の景色は変わらないという事を伝えたテレビCMです。
「高いお金を払っても、見える景色は変わらない。だったら我がホテルは格安で宿泊できます。」
視点を変えれば、このような現象が起こるのですね。
山形県の小野川温泉の温泉旅館「鈴の宿」では、YouTubeを利用して、小野川温泉の魅力や雪国での楽しい過ごし方などをホームページにアップさせて話題を呼んでいます。
もちろん、バリアフリーを施設内に施しているので、誰でも気軽に宿泊してもらえることなどを、ポイントにしていますが、特に人気となったのが、宿泊客の様子を動画にアップさせているところです。
よく、ホテルや旅館などのホームページにお客様の声を記載していますが、文字で書かれているだけの口コミよりも、実際に宿泊されたお客様の様子を動画でアップさせたほうが、より信憑性がありますよね。
その上楽しんでいる様子がとても伝わってきます。顔が見られることが、一番の信頼になりますよね。
(参照:https://www.ex-ma.com/blog/archives/2245)
今や高級リゾートホテルとして有名になっている「星野リゾート」を事例にあげてみましょう。
「星野リゾート」はYouTubeを利用して、4つのコンセプトで構成されています。
・非日常的な空間を演出
・温泉旅館の内部紹介
・リゾート地としての魅力
・個性的な施設の紹介
「星野リゾート」は、宿泊施設だけでなくその周り全てをリゾート地として開発しています。宿泊から観光まで全てが敷地内に作られたリゾート地です。
クオリティーの高い動画になっていますが、ここから分かることは、旅行者が何を求めてその場所に訪れるのか、旅行者目線での動画制作ということです。
臨場感溢れる映像なので、旅行者が動画を見た時に、その場所へ瞬間移動したような感覚になります。
こんなところを見せると、普段は見たことのない風景なので、印象に残るでしょう。
スタッフを紹介するというのも、新しい試みです。スタッフが普段、どのように仕事をしているのか、気になるところです。
ドラマではホテルや旅館を題材にしたモノを見ますが、実際はどうなのか、宿泊客が見ることはできません。特に、調理場の様子を見ることができれば、面白いですよね。
普段絶対に見ることのできない厨房の中で、シェフの仕事の様子が見ることができればどうでしょう?その宿泊先のスタッフが身近に感じられて、安心を感じることができます。
今までにない、施設内部を見ることができれば、同じサービス、同じ価格であれば、旅行客はどちらに興味をそそられるでしょうね。
観光地を今流行のドローンで撮影した映像は、旅行先を検討しているお客様には、インパクトを与えますね。
その地域の見どころを、魅力あふれる映像で伝えています。画像では伝えきれない見どころを、高い角度からの撮影が可能です。景色の素晴らしさを、映像で見せることができます。
見ている人はバーチャル旅行さながらの気分になれます。こんなところを、実際の目で見てみたいと誰もが思うでしょう。
旅行客は減少している訳ではありません。外国からの観光客は、2014年に比べると2015年は47%も増えています。年々増加傾向になっている旅行者を、いかに確保するか、集客していくかが課題になります。
様々な取り組みを行っているホテル・旅館業界ですが、これから何が必要なのか、検証していく必要があります。価格競争には、限度があります。宿泊施設をどのように紹介すれば魅力を感じてもらえるのか、そこを工夫することで、競合他社に差をつけることができるでしょう。
最近は海外旅行も全てネットで予約なんて事もできて本当に楽になりましたね。
という事で観光地や、旅館などの施設の良さを伝えたりする動画の依頼が来たとしたら、弊社ならこう制作するかなと思います。
何を隠そう一番の鉄板ネタになります。まずわかりやすい!! これまで紹介した事例全てを入れる事が可能です。
リポーターは必須ですが、テレビ番組ではありませんので、特ににタレントさんじゃなくても良いと思います。だれか「よくしゃべれる程度の人」でいいでしょう。
食べ物のシーンも人が食べてる所って食欲そそりますし、人との会話が成り立ちますから見ていて楽しいんです。
更にナレーションを追加でその観光地の歴史から食べ物、建てもの、お風呂、お客さん、従業員、景色までを一つの情報番組として表現する事が可能です。
(例えば)
「今だに観光客が増え続ける奈良の秘密!!」
というテーマに5分〜10分もののロケVTRを一つ作って、広告用にそのVTRから切り取ったパーツを広告の目的やターゲットにあわせて配信するなど。パーツごとの映像も用途に合わせて使用できます。
(もっと詳しく伝えたい場合は60分ものを6つに分けるも有りだと思います。)
あと、ドローンを室内で飛ばし、そのまま窓から抜けて空高く上がるなども面白いかもですね。
旅館やホテルのワンシーンを切り取ったシネマグラフを制作し、FacebookやTwitter広告で集客すると思います。
シネマグラフは不思議なGIF画像なので、予算をかけて制作するより、上記に斬新なキャッチコピーを入れるだけで通常よりクリック率はあがり、HPへ誘導することが可能です。
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