2016.05.15映像・動画の活用方法
勝手にクリエイター川柳なるものを作ってみました^^;
目次
企業は、自社の商品やサービスを、どのように露出させて多くの消費者の目にとめることができるか、戦略を練っています。
まず、一番の宣伝としては紙の広告、雑誌の中の広告、そしてTV-CMをと考えますね。ただし、TV-CMはコストを考えると、全ての企業が使える手法とは言い難いでしょう。
そこで、最近注目されているのがインフォマーシャル。
このインフォマーシャルの手法、今までは商品やサービスを売るため、あるいは企業イメージを魅せるために制作されていました。リクルート動画も、ココ数年の間に浸透してきています。
さらに、その他にもインフォマーシャルを使ったマーケティング手法が増えつつあります。それが、顧客を対象にした、プレゼン動画です。
現在は、映像を使ったマーケティングには、まだまだ多くの可能性が眠っているようです。
以前は、映像の制作をするとなると、撮影や編集、その上に高価な機材を投入しなければ、クオリティの高いものを作るのは難しかったのですが、今では機材が進化してきているので、低価格での映像制作が可能になりました。
そのために、大手企業のような、余力の大きな企業だけでなく、中小企業や個人事業でも、映像を使ったマーケティングを導入しやすくなったのが背景にあるのではないかと思います。
プレゼンと聞くと、パワーポイントを使って行うのが一般的なイメージではなかったでしょうか?スライド式に、その商品の魅力や分析結果をデーター化して、見せることで売上につなげていたと思います。その効果を一層強めることができるのが、映像を使ったプレゼンテーションです。
パソコンは今や、一家に一台。その上にスマートフォンやタブレットと、誰でもインターネットに触れることができます。新聞を取らずにインターネットでニュースを見たり、様々な情報を入手する手段として、インターネットに対しての抵抗がなくなってきています。
企業はこのようなユーザーに対して、ただ文章や数字の羅列だけでなく、その画面を映像化し、より強烈に印象つけることができるようになったのは、動画制作がメジャーになったお陰ですね。
ある商品の良さを100%伝えたいのであれば、使い心地や魅力、特化した部分を、特徴などデーターを使いながらアピールすることができます。そうすることで、見ている側に安心感を植え付けることが可能です。
また、企業のPR動画であれば、企業概要や自社の商品、サービスをより分かりやすく伝えることも可能でしょう。
顧客を対象にしたプレゼンを行うことによって、営業や販促に対して、時間や場所を無駄に使うことが無くなるというメリットは大きいと思います。
また、企業説明会などでも、よくPowerPointを使った説明風景を見ます。このPowerPointが静止画ではなく動画になれば、見ている学生たちにインパクトを与えます。冒頭から心を掴むことができますね。
ビジュアル表現を使うことで、今時の若者には抵抗なく内容が頭の中に入ってくるはずです。
このビジュアル効果を使えば、社員教育、育成にも役に立ちます。いつでも、映像で学ぶことができる環境を整えれば、大きなコストダウンも見込むことができます。
若い人たちは、動画を見ることに、全くの抵抗がありません。いいぇ、講師がテキスト片手に、何時間も講義をするよりも、効率よく育成させることができるのではないでしょうか。
その反面、映像というのはインパクトがあるので、クオリティの低い映像では、逆効果になりかねません。素人がPowerPointを動画にすることができるソフトもありますが、やはりプロが制作した映像とは大きく違ってしまうでしょう。
伝えたい全てを100%詰め込んで、飽きさせずに見せることができる映像にするのは、やはりプロの手を借りるのが一番です。
これからの動画が、マーケティングには欠かせない手法になることは、もう多くの企業が分かっています。ただ、動画をどのように使っていくか、どのように見せるかが、これからの課題になっていくのではないかと思います。
しかし、重要な事が一つあります。
それは「動画が全てではない」という事です。
紙やテキスト、スライドなどの画像も時と場合により動画よりも使い勝手が良く有効な場合があります。テキストや画像は瞬時に情報を一枚の画から読み取る事ができます。動画はその画が連続して初めて情報を読み取る事ができます。
つまり動画は再生ボタンを押して終了するまでの一定時間が必要になるという事です。
ニュースサイトでも動画ニュースがよくアップされますが、あれって見ます?電車でイヤホンも無いし、wifi環境でもないし・・・。そんな時は先にテキスト記事を読んで本当に必要な情報なら再生を押しますよね?写真とテキストだけで伝える方が早い事も多いです。
お客さんの前でプレゼン動画をみてもらう。見てもらっている「間」って嫌ですよね。その「間」の間にお客さんは断り文句を考える事も可能です。
制作を依頼する前に、動画を使うことで、どれだけのメリットをもたらすのか、デメリットはないのか活用方法は明確か、何を伝えたいのかという事を戦略をたてて行く事が必要になります。
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