2017.07.19映像・動画マーケティング
「縦型動画」という言葉が出てきた頃は、これほど普及するとは思っていなかったという方も多いのではないでしょうか。今ではすっかり当たり前となっています。
縦型動画を導入している企業やサービスで、本当に縦型動画が有効的に使われているかというと、「?」となるケースも少なくありません。
周りが導入したから、流行っているから、とりあえずというパターンは良くあることですよね。しかし、せっかく取り入れているなら最大限に有効的に使いたいもの。縦型動画のパフォーマンスアップのために、そのメリットについて改めて見ていきたいと思います。
目次
縦型動画(という言葉)が登場したとき、ここまで主流になるものとは思っていなかったという方も多いのではないでしょうか。なぜ縦型動画がこれほどまでに浸透したのかを考えてみましょう。
縦型動画が浸透した理由のひとつに、スマホの普及があります。スマホは多くの場合、縦に持つことが多いですよね。スマホを横にして画面一杯に動画を見る方も多いかもしれませんが、それはじっくり見たいとき。広告などは、縦型動画が有効的なのは言うまでもありません。
スマホの普及と同時に、インターネットはPCで利用することから、スマホで利用へと変化していきました。スマホが誕生した頃は、スマホはあくまでチェック用、じっくり見るときにはPCという使い方も多く見られました。しかし、今やゲーム、音楽、映画、そしてSNSはすべてスマホを中心と下モバイル端末で手軽に見る形が主流となったのです。
動画を“見る”端末が変わったことで、ユーザーの動画の見方にも変化が出てきています。スマホに費やす時間が長くなったことで、「サクッと見れる」ことに慣れてきたユーザーは集中力も短くなったとも言われています。ユーザーの傾向は、動画広告を作る上でもっとも重視しなければならないポイントのひとつです。
確かに私も当てはまるのですが、3分以下の動画の場合、なんと80%の人がスマホを縦(タテ)にしたまま動画を視聴するというデータが出ています。
だったら縦型専用のフルサイズ動画の方がユーザビリティは上がります。
スマホ用縦撮り動画撮影メイキング「一度で二度美味しい撮影方法」篇
主流だからといって、縦型動画広告を取り入れる丈ではパフォーマンスのUPは期待できません。パフォーマンスを向上するためにおさえておくべきポイントを見ていきましょう。
ブランディングが目的なのか、ショッピングが目的なのかと、動画に求める効果によって、画面上のどの位置に表示させるのかは変わってきます。
アプリ、またはオンラインショッピングのための動画広告の場合には、CTA(Call To Action)のボタンや、商品情報等も画面上に表示させておきたいものです。
コンバージョン率UPのためには、情報と動画の組み合わせをユーザーの視界に効果的に入るような画面レイアウトにする必要があります。
動画広告のパフォーマンスアップのためには、ユーザーエクスペリエンスデザイン(UXデザイン)の調整が求められます。
動画再生画面の下にアプリや商品のアイコンを置き、さらにCTAボタンを配置することで、動画広告だけでなく、ユーザーに伝えたい基本情報もしっかりと届けるコトができます。
ユーザーの行動を促すための必要情報を画面の大部分に表示することで、高いコンバージョン率に繋げることができるのです。
動画に限らず、広告に効果が見られないと、「動画が良くない」と考え、動画そのものを修正したりするケースが意外と多くあります。
しかし、ユーザーの立場で考えたとき、もちろん動画の“質”も大切ですが、見やすい、目に入りやすいということも重要なのです。動画広告の効果が感じられないときには、配置や全体のデザインなどを最適化するという点も意識してみましょう。
縦型動画に対応しているプラットフォームは多く登場しています。スマホを縦に持つことが多い傾向にある以上は、動画は“縦型”を意識して作成し、配置デザインを考えることが求められます。ユーザーに求められているからこそ、今、ご使用中の動画広告を見直してみませんか。
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