2017.06.20映像・動画制作の知識とメイキング
プロモーション動画を制作するときにポイントとなるのが“音”です。外注制作をせずに、自分たちで撮影した動画をアップしているという企業やサービスでは、映像撮影時の音をそのまま使用というパターンも少なくありません。ホームビデオであれば、リアルが伝わるそのままの形が好まれるものですが、プロモーションとして動画を使用するのであれば、選ばれた“音”を使うべきなのです。
目次
動画を見ている人すべてが、“音”を出しての視聴をしているわけではありません。しかし、“音”は動画に欠かせない要素のひとつです。
ここでは、動画制作における“音楽”の必要性について見ていきたいと思います。
尺の短い動画であれば、“音楽”はなくても気にならないことも多くあります。しかし、少しでも尺が長くなると、音楽のない動画は、味気なく感じるものです。それだけでなく、つまらない、飽きたと感じさせてしまうこともあるのです。
“音楽”が必ずしも必要か?というと、ない方が効果的というケースもあるのです。特に効果も考えずに動画に音楽をプラスしたとします。これは、無音の状態と同じくらいの“飽き”を引き起こす可能性があります。
特に多いのが、ヒーリングミュージックのようなものを使用するケース。癒し効果があるからと、気軽に入れるパターンもよくありますが、ゆるやかな曲調は、中だるみ感を与えることもあります。無音がカッコ良くキマるパターンの動画であれば、あえての“音ナシ”で仕上げるべきです。
音楽は、プロモーション動画に必須ではありません。プロモーション動画を作る目的は、商品やサービスを知ってもらう、気に入ってもらう、購入してもらうため。動画プロモーションが惹かれる内容にならなければ、“音楽”を取り入れることに意味はないのです。
しかし、“音のない動画”で惹き付けるというのは、なかなかハードルが高いもの。プロモーション動画には、音楽をつけた方が、効果を出しやすいというのも覚えておきましょう。
ポイントはメリハリのある使い方。“音楽”のある部分とない部分を作るとメリハリが生まれます。飽きを感じない動画になるのです。どのようなイメージで商品やサービスを伝えたいのか。同じ動画でも使う音楽で印象はガラリと変わるので、こだわりを持って選ぶことが求められます。
プロモーション動画で効果を発揮する“音”のひとつに“ナレーション”があります。音楽同様、ナレーションもプロモーション動画において大きな役割を果たします。
プロモーション動画の役割は、企業そのものや、商品、サービスのイメージや内容を紹介すること。ナレーションを使わなくても映像だけでプロモーション動画を完成することは可能です。しかし、ナレーションがあるのとないのとでは、情報の伝達量に違いが出てきます。
音声を出すことには、多くの情報を伝えることができるというメリットがあります。ナレーションを使わずに、テロップで伝えることももちろん可能です。しかし、テロップを流すことで、視聴者の意識が、映像ではなく文字に行ってしまうこともよくあります。
ナレーションで内容を説明し、テロップで補足。こうすれば、耳から情報を得て、映像を見ながらテロップでの文字情報を確認できるので、重要なポイントをきちんと伝えることができ、印象にも残りやすくなるという効果があります。
ナレーションはただ文字を話すことではありません。効果的なナレーションをつけたいときには、ナレーターを採用することが大きなポイントになります。動画のイメージに合った内容、声質、トーンなどすべてを考慮してナレーター選びをする必要があります。このあたりのことは、制作会社に相談すれば、動画の内容にぴったりの人材を探してくれるので、心配はありません。
※サンドサンクリエイティブでも全国のナレーション制作会社と提携しておりますので遠慮なくお問い合わせ下さい。
プロモーション動画で欠かせない“音”の要素である、音楽とナレーション。重要なポイントになるからこそ、プロにおまかせしたい内容です。
音選びは、手軽にできることではありません。しかし、信頼できる制作会社であれば、イメージにぴったりの“音”を提供してくれるはず。まずは、相談からはじめてみてはいかがでしょうか。イマイチ視聴数が伸びなかった動画の“音”を変えるだけでも、印象はガラリと変わりますよ。
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