動画制作現場ならではの切り口で綴るWebコラム

あけましておめでとうございます！

本年もどうぞよろしくお願いします！

揚野です！

 

 

 

今回は去年撮影した制作実績にもあるRATEL VPの映像のメイキングです！

 

 

こちらの映像です。

何度見てもかっこいい車ですね…

 

 

こちらの車【RATEL】は【MURATE DREAM CARS】様が製造されている車です。

なんと、元はBMWのZ４！

車好きの方はもちろん！そうでない方も一目置ける車だとおもいます！

 

 

 

 

そんなRATELのVP映像はスタジオ撮影から始まりました！

今回はスタジオ撮影のメイキングのご紹介です！

 

 

撮影したスタジオは大阪市東住吉区にある、フォトスペースRS Astudio様

車の撮影もできる大きなスペースがあるスタジオです。

 

 

 

 

今回の撮影機材は

Panasonic_GH5

DJI_Ronin_M

DJI_Ronin_S

ATOMOS_SHOGUN INFERNO

あとはクレーンを使用しました。

 

 

R0nin_Mにはリモコンがついていて遠隔操作が可能です。

このさじ加減がまた難しい…

これに合わせてワイヤレスリモコンでフォーカスも合わせていきます。

これもまた難しい…

何度もテストをして動作確認しました。

 

 

 

 

映像冒頭にRATELが浮き上がってくるシーンがあります。

このシーンですね！

この映像を作るために撮影時から一工夫がありました。

 

 

 

LATELの車体に合成で映像を載せるためにトラッキングマークを貼り付けました。

このトラッキングマーク何のために貼り付けるのか？

私は初めて使用するのであまり想像できませんでした。

編集に立ち会って少しは理解ができたのでまとめます。

 

 

 

トラッキングマークは映像に追随して何かを動かしたい時に使用するものです。

今回でいうと実写のRATELの動きに、侍や桜などの映像を追随させるために使用しています。

 

編集では主にAfter Effects（以下AE）を使用しているのですが

AEの中にもトラッキングをしてくれる機能はあります。

しかし少し精度が低いです。

 

ということで、今回はmocha proとゆうプラグインを使って

このトラッキングマークを使用しより精度をあげて映像を追随させていきます。

 

トラッキングマークのおかげでより簡単に（と言うと語弊はありますが…笑）映像を合成できると言うわけです。

（ややマークを貼りすぎたことがのちの編集作業で気づきます…）

 

 

 

 

様々な試行錯誤をしているとあっという間にスタジオのレンタル終了時間間近に到達していました。

ラストカットは二人掛かりの手持ち撮影で、この日の撮影に幕をおろしました。

スタジオの限られた時間の中でアクシデントもありましたが、良い撮影ができました！

 

 

 

スタジオ撮影は全体の撮影のほんの一部です！

次回はRATELメイキング_ロケ編をご紹介したいと思います！