動画制作コラム

2016.06.06映像・動画マーケティング

イベント映像とデジタル広告

 

デジタルサイネージ

販売戦略の変化と動画の変化

 2014年頃から使われるようになったインフォマーシャル。言葉は知らなくても、テレビCMとは違う、商品やサービスを販売する動画を見たことがあると思います。

 基本的には、商品・サービスを販売することを目的としていますが、その見せ方が年々変化してきています。

 以前は、商品・サービスの特徴や使用感、利用した感想、その商品・サービスと他社製品との違いなどを、長い尺の動画にして、その魅力を100%伝えるような作り方でした。 最近は、企業イメージや製造工程を見せるような映像を見ることもできるようになりました。

 

リアルな臨場感が出せる動画

 もっと、商品やサービスの魅力をリアルにつたえるための工夫が行われています。例えばイベント映像。見たことがある方も多いと思うのですが、イベント会場にいる誰もが、1つの商品を手にしているだけで、特別その商品を売り込むようなコピーもなく、ただイベントの様子を映像として流してる事も多いかと思います。

 もちろん、制作側は、その商品を売り込む戦略として映像を作っていますが、見る側はイベントの様子を見ているだけ。でも、そこには、しっかりと商品の印象がインプットとされるようになっています。

 なんとなく見ているけれど、何の広告なのかは見てすぐに分かるのですね。なぜなら、その商品を誰もが手にしているのですから。

 

好感度が上がるイベント動画広告

 

イベント映像とマーケティング

05

06

(出典元:http://mag.sendenkaigi.com/brain/201401/online-movie/001139.php)

 もしかすれば、スプライトのイベント映像を、どこかで見たことがあるのではないでしょうか。これは、2013年にパッケージをリニューアルしたスプライトのキャンペーン動画です。

 砂浜に巨大なスプラッシュ自販機が置かれて、購入するとシャワーのように水が吹き上がるというものです。これは、そのイベント会場にきていた人たちを、自販機の周りに25台のカメラを設置して、その様子を撮影したものだそうです。

 演技ではなく、素人の方々のリアクションがとても新鮮で、面白いと口コミでも広がった動画です。

 

 その他にも、東京の街のど真ん中に巨大ウォータースライダーを設置したイベントは、記憶に新しいでしょうね。このイベントを使って、スプライトのイベント映像を制作しています。

07

(出典元:http://www.gourmetbiz.net/11533/,:http://c.cocacola.co.jp/sprite/)

 見ている側は、巨大ウォータースライダーで楽しんでいる人々に目が行きますが、時折スプライトを手に持った映像が目に入ります。決して、商品を勧めている映像とは思いませんが、スプライトは見た人の脳にインプットされますね。

 楽しそうな映像という好印象なイメージと、スプライトがシンクロしてインプットされるので、商品に対する良いイメージがさらにアップするでしょうね。

 

コンサートの臨場感と販売のコラボ

イベント映像

 コンサート会場をつかったイベント映像もあります。これは、CDやDVDの販売戦略になります。

 コンサートの熱気をそのまま伝えることで、その興奮を手に入れたいという心理が働きます。それが、CDやDVDの販売に繋がっていくのですね。

 確かに、コンサート会場ではブースがでていて、様々なグッズやCDやDVDなどが販売されています。それをそのまま映像として見せると、コンサート会場に行かなくても、その場の雰囲気を感じられれば、購買欲に繋げることができますから。

 

まとめ

イベント映像の効果は益々期待できる

 このようなイベント映像は、決して売り込む要素は微塵も見せませんね。その場の雰囲気、楽しさ、感動を映像にして見せているだけという感じです。

 しかし、消費者の心を動かすのには、十分な宣伝効果があります。消費者も煽られていない感じで、「いつの間にか買ってしまっていた」という感じになります。

 この人間の心理をうまく利用した動画マーケティングは、これから、よりクオリティの高さを求められるようになってくることでしょう。

 

 

  • この記事を友達にシェアしよう
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE it!
  • Google Plus
  • Hatena
History
  • 2016.06.06

    イベント映像とデジタル広告

CATEGORIES

選択してください

LATEST ARTICLES

  • 2019.12.143Dアニメーション
  • 2019.02.27映像ってざっくりいくらなん?
  • 2019.01.15RATEL メイキング_スタジオ編
  • 2018.12.11街の制作会社が選ぶ!!おすすめカメラ。
  • 2018.12.11初めての自分用3軸ジンバル

RANKING

  • 1
    2017.03.05違いは?動画ファイル形式の基礎⋯
  • 2
    2017.01.12テレビCMの料金や媒体費用は一⋯
  • 3
    2016.09.28シネマレンズ導入しました。SL⋯
  • 4
    2016.06.13一眼レフでテレビ番組の撮影 |⋯
  • 5
    2016.06.11WEB動画 変化の歴史。199⋯

ARCHIVE

CONTACT US

動画のことなら何でもお気軽にお問い合わせください!
わかりやすく安心かつ高品質な動画制作をお約束いたします。

0120-333-405月〜金 10:00-18:00(土日祝 休)

Webからの
お問い合わせ

クレジットカードでの分割払い対応 映像制作料金150万円まで、最大10回払いまで分割対応

PAGE TOP

株式会社Sand Sun Creative
〒550-0014 大阪市西区北堀江3-4-1 3F

0120-333-405
月〜金 10:00-18:00(土日祝 休)

Webからのお問い合わせ

Copyright © 2016 動画制作・映像制作なら
大阪の株式会社サンドサンクリエイティブ