2016.11.20メディア戦略(テレビ、Web)
さて、ここではどのようにすればブランドを構築することができるのか、具体的な方法をお伝えします。
目次
商品やサービスを多くの方に認知してもらうためには、広告という媒体は欠かす事ができません。広告を使えば強いブランド力を数年で作り上げることが可能になります。
ブランド力を高めるために必要な広告ですが、
広告というと、マスメディア4媒体【テレビ・ラジオ・新聞・雑誌】と、その他の媒体があります。その他媒体は、DM、折り込み、屋外(看板)、交通広告(中刷り広告)、POP、イベントなどです。
注目していただきたいのは、テレビとインターネットです。
これらの広告の総合年間費用は、日本では約6兆円になっています。
7年前までは、テレビが28%という売上高で、インターネットは7%位でした。
現在は、テレビ離れと言われていますが、やはりテレビとインターネットの広告のシェアは上がっています。インターネットに関しては、倍の売上高になっています。この数字は、新聞やラジオに達する勢いです。
テレビが圧倒的なシェアを維持しているのは、今も変わりません。
周りを見回すと、誰もがスマホを日常的に見ています。ところが、家に帰れば、スマホを置いてテレビを見ている方が多いのではないでしょうか。
気がつけば、家では当たり前のようにテレビから自然に音が流れてきます。日本では、テレビを上回る媒体は、今のところありません。
インターネットは能動的な要素が必要に対して、テレビは、受動的な要素になります。
これからの時代はインターネット広告が主流と言われてきていますが、まだまだテレビの力には及びません。そこで、ブランディングを速攻で構築するために、テレビ・ラジオを使ったブランド戦略をおこなっていく事が重要です。
次々と生みだされる商品やサービス。その競争の中から抜け出すために重要なブランディングを最短距離で行うために欠かせないのが、テレビとラジオの媒体です。
ラジオ広告の大きな特徴は、ターゲットが明確であるということです。
すでにご存知の事と思いますが、ラジオの電波にはFMとAMがあります。
FMは音質がいいのが特徴ですが、電波の届く範囲が限られています。
AMという周波数は音質は良くありません。しかし、広い範囲に電波が届きます。
その特質を使って、FMは音楽がメイン、AMは緊急のニュースや娯楽などを放送しています。
つまり、FMとAMのように電波によって、リスナーが絞られていることからターゲットが変わってくるのです。
また、そのパーソナリティーが好きだから聴くというリスナーがいるので、よりターゲットが明確になります。その明確なターゲットの商品やサービスを紹介したい時には、ラジオはとても有効な媒体になります。
ラジオ広告には、さらに強力な特徴があります。
それは、地域に密着しているということです。
ラジオは、基本的には生放送です。一番地域密着性が高く出る番組は、トラフィックインフォメーションやウェザーニュースです。
トラフィックインフォメーションでは、その地域の渋滞情報などテレビのニュースではとても拾いきれない、地域密着型のタイムリーなニュースを送る事ができるのが特性です。
ウェザーニュースも同じです。
同じ地域でも場所によっては雨が降り出した場所と、まだ降り始めていない場所があったりします。雨が降り始めた地域を、タイムリーに伝えることができることが、地域密着性を高めています。
このような地域の限られたエリア、特にコミュニティーFMなどは地域に特化した特色があります。
ラジオ広告は、テレビ広告と比べれば桁違いなほど広告費が安く済みます。
ほとんど一本数万円でCMを出す事ができます。
一般的に波媒体広告は、なかなか敷居が高いというイメージがあります。そのため、テレビやラジオ広告を出したいけれど、費用がかかる上に、身近に広告制作会社が無いと思っています。
紙のグラフィックデザインの広告などは、最近はオンデマンドのお店も多く存在していることから、一般的には利用しやすくなります。しかし、波の広告(テレビ・ラジオ広告)を制作してくれる会社の所在を、知らない企業や事業所の方が多いようです。
もちろん、電通などは認知度が高い大手の広告会社なので、多くの方がその名前だけでもご存知でしょう。ところが、東京の中小の広告代理店は、実際には数多く存在しています。探してみれば、その数に驚くでしょう。
(※実際に弊社、サンドサンクリエイティブもマスメディア4媒体への広告代理店業務を請け負っております。)
ところが、逆にたくさんあり過ぎて「どこに依頼すればいいのか分からない」といった悩みを抱えている企業や事業所も多いようです。
しかし、ラジオであれば広告費がそれほど高くないので、ハードルは低いですね。その上、テレビよりもラジオの広告代理店はたくさんあります。そのため、ラジオが波媒体広告のプライマリーステージになりやすいのです。
地域特性が高く、広告費が安いラジオ広告を検討する事を視野に入れてみましょう。
ラジオ広告の長さは、20秒と決まっていて、20秒広告1本から制作、放送を行ってくれます。一般的なラジオ広告の金額は、時間や曜日のよって変わります。
ラジオ広告はAタイム、Bタイム、Cタイムと大きく分けて3つに分かれます。
Aタイムは、朝の通勤時間や夕方のニュースを流す時間帯などです。
Bタイムは、Aタイムの間の時間帯、
Cタイムは、深夜や早朝です。
この3つに分かれた時間帯別に、放送局によって単価、料金が変わってきます。
だからと言って、1本何十万円もする広告ではありません。また、ラジオを聞いていると気がつくと思いますが、ラジオ広告には、ドラマCMがあります。5分くらいの物語のようなCMです。これもラジオ広告の大きな特徴です。
ラジオ広告の数倍は費用が高くなるテレビ広告ですが、
その威力はやはり、どの広告と比べても短期間でブランドを構築する力を持っています。
しかし、高い費用を出したからといって、簡単にどのような内容の広告でも出せるということではありません。そこには考査基準という壁が存在しています。
考査とは・・・ラジオもテレビも同じなのですが、公共広告機構などが、広告によって「不快な思いをしないように」「ウソの情報が流れないように」と、非常に強力に見張っています。この考査基準は、各テレビ局で非常に強い基準を定めています。
最も考査基準が高い業種は、ギャンブル・健康食品・医療・美容関係。以前には消費者金融もありました。
よく目にするテレビCMを例に挙げるとすれば、歯磨きのCMが分かりやすいのではないでしょうか。
イメージ映像は、歯をキレイに磨いた後も、1つ2つの汚れを残しています。なぜなら、100%汚れを落とすということをイメージさせてはいけないからなのです。そのため、少し汚れが残っているイメージ画像をあえて使っているのですね。
また、最初に企業がテレビCMを作る際には、謄本を出さなければいけません。また、どのような事業を行っているか調べられます。
このように、テレビ広告は、どうしてもハードルが高いと思われがちなのです。
一見ハードルが高いように思われるテレビ広告ですが、これはブランディングに大きく影響を与えてくれます。
なぜなら、テレビ広告を出している企業や事業所は、考査基準をクリアしているということになります。つまり、テレビ広告を出していると言うだけで、信頼性が高くなるのです。
一般にテレビ広告は、お金を出せば作れるというイメージがありますが、言い換えれば、世の中の大きな金額を出すことができるお金持ちだけで、テレビ広告を支配してしまうとも言えます。
上記のことから、放送の在り方は常に公平でなければいけません。なぜなら、生活に密着しているからなのです。多くの方が、家に帰って電気をつけるのと同じ感覚で、当たり前にテレビをつけています。
テレビをつけるということは、かなり生活に密着しているのです。
テレビ放送はインターネット通信とは違い、一方的に情報を投げつけてきます。そのために、「生活に密着しているので間違った情報は、視聴者に届けられない」というところで、考査基準が非常に厳しくなっているのです。
この考査基準を通過した広告だけが、テレビで放送されています。
つまり、信頼性の高い情報だけが、テレビから流れていると言えるのです。
自社の商品やサービスを、テレビCMで流す事によって、それだけで大きなブランド力ということです。
テレビ広告と比べて、ラジオ広告は費用的にも基準的にも、出しやすいことが特徴です。しかし、テレビ広告は、考査基準が高いほど、視聴者に対して安心で安全だということをアピールする広告媒体なのです。
このようにお考えの方は、サンドサンクリエイティブまでお気軽にご相談下さい。
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