2016.07.01※制作依頼について
動画制作・映像制作なら大阪/東京でナンバーワン!
桁外れなアイディア力と高品質が強みの株式会社サンドサンクリエイティブです。
今回は動画制作・映像制作の納期に関してお話したいと思います。
下記のような悩みと経験はございませんか?
予定の納期日に制作物が間に合わず困った。
簡単な動画をお願いしたつもりが、納期に1ヶ月と言われてしまった。
商品キャンペーンを予定していたのに納期の遅れで実施できなかった。
そもそも動画制作にどれだけ時間がかかるか分からないためスケジュールが立てれない。
など、納期にまつわるトラブルや疑問はよく伺います。
動画制作には、1日で完成できるものから、1年もの時間を要するものまで様々なタイプがあります。特に作業工程は、見えづらく分かりにくいのが難点なので、その辺も踏まえてお話していきます。
目次
ホームページの制作であれば進捗は比較的確認しやすいですが、動画制作の場合、編集に入ってしまうと、どうしても進捗具合が見えなくなります。
このような作業工程を見せても意味分かりませんよね?(汗) 見たいのはプレビューかと思います。
本来であれば編集スタジオにお越し頂いて、立ち合い編集という事も可能なのですが、スタジオ費用、エンジニア費用など余分なコストが発生してしまいます。
そこで弊社もそうなのですが、以前と比べPCやソフトのクオリティも上がったことにより、ディレクター自らが仮編集や仕上げまでを社内オフィスで完結する事で費用を抑える形を取っているのです。
補足:
編集スタジオを使用する場合は、テレビ番組や大規模なCMや映画は専門のエンジニアで分担して行いますので、機材が整ったスタジオにて作業を行う事が普通です。
それでは、動画制作において、どのような制作行程があるのかを紹介します。
この行程を知るだけでも「納期がこのくらいになりそうだな」というイメージをして頂けると思います。
とある企業のWeb商品CM30秒の制作行程を紹介します。
①お客様から制作や商品に関してのヒアリング(1h程度)
②企画と見積もり(1日〜5日)
③受注
④制作スケジュールを引く(2h)
⑤絵コンテ作成(1日)
⑥機材、撮影場所、スタッフの人選などの段取り(1日〜2日)
⑦撮影(1日〜2日)
⑧OKカットの素材並べ(1h)
⑨不要な部分のカット(2h)
⑩絵コンテに合わせて尺を見ながらカット編集(2h)
⑪【仮編集をクライアント様に提出しての確認作業】(1日〜3日程度※レスポンスによる)
⑫サイドテロップのデザイン・編集(2h)
⑬CGなどのグラフィック制作(2h〜20h)
⑭センターテロップデザイン・編集(2h〜3h)
⑮BGMの選定・挿入(3h)
⑯SE(効果音)の選定・挿入(1h)
⑰ナレーション原稿作成(2h)
⑲仮ナレーション録音(1h)
⑳【仕上げ前確認】(1日〜3日程度※レスポンスによる)
㉑専用スタジオにてナレーション録音、整音、ミックス(1h)
㉒音声ミックスデータを映像と合わせる(o.5h)
㉓プレビュー(0.5h)
㉔書き出し(5m〜10m)
㉕データ納品ならgigaファイル便で送付(5m)
㉖DVDならDVDへオーサリングして納品(0.5h)
(※最近は仕上がりの色を調整するカラーグレーディングなどの行程もあります)
動画制作にはざっとこの様な過程があります。
赤字の箇所がチェックして頂ける工程です。
①〜⑥まではかなり頭を使いますので、手は動いてなくても考えている時間が長かったりします。
あと、予測不可になるものとして⑬(CGなどのグラフィック制作)については、ソフトを複数使う場合も多くパソコンに負担をかける事になりますので、思った以上に時間を費やすこともあります。
これが例えば30分番組風の動画であれば⑭(センターテロップデザイン・編集)に時間を多くとられたり・・・。
もちろん一例ですので上記の行程が全てではありません。
高額な費用を払ってイメージと違う・・・
なんて事にならないために、制作会社とのやり取りのポイントをお伝えします。
制作で最も重要な行程は、
①ヒアリング
②企画
⑤絵コンテ
です。
この部分がおろそかだと、できあがったけど「イメージしていたものとなんか違うな〜。でも今更言えない」となるわけです。
撮影までにお客様とイメージの擦り合わせを確実にする事は大切です。
なぜなら、動画にはいくつもの表現方法があり答えがないからです。
動画制作というものは、ある種 無形のサービスに近いので依頼側と制作側の頭の中にしか完成図はありません。
答えを求めるとしたら、「見た人の心が動く」事が答えであり、「見た人の心が動くことで」ブランド認知となり、売り上げにつながるという結果が答えだと弊社は考えております。
今ではYouTubeなど便利な動画サイトがありますので、「こんな動画」「これとこれを足した感じ」などお伝え頂ければある程度、依頼側と制作側はイメージを共有する事ができます。
(出典:http://www.ntv.co.jp/sho-ten/)
例え話ですが、テレビ番組の「笑点」をイメージしてください。
依頼者が円楽師匠です。
ヒアリングで「この商品でおもしろおかしく動画作って下さい」というお題が円楽師匠(依頼者)から投げられます。
そこから頭をひねってネタを出します。
社内で精査し社内で座布団が多くもらえたネタを、企画案として円楽師匠(依頼者)に提出します。
そこで座布団もらえれば制作開始、座布団取られればまたやりなおし、座布団全部持っていかれた場合は他社さんに頼まれるのかもしれません。
それが企画です。
少し強引な例えで申し訳ありませんが、企画は「笑点」とお考え下さい。
動画は絵コンテで80%決まると言われています。
なぜなら絵コンテは撮影の説明書(トリセツ)のようなもので、
アングルからカットの秒数まで絵コンテを見ながら進めていくからです。
(絵コンテを動かした「動画コンテ」を撮影までに作る場合もあります。)
つまり企画から撮影までの期間を長めにとる事で、実は編集もスムーズに行え納期の短縮になることもありますし、何よりイメージ通りの映像が出来上がります。
もちろん修正もありません。
テレビCMなどでは企画〜撮影までに1ヶ月2ヶ月かけることもザラです。
覚えていただきたいことは、
制作会社とのヒアリングから絵コンテが出来上がるまでの「企画パート」を最重要視するということです。
いつも何気なく見ているテレビ番組。
あまり意識することはないかと思いますが、テレビ番組は究極の動画制作です。
テレビ番組に関しては、ディレクターが数人いて絶えず企画会議をし、常に分担作業で進めて行きます。
制作予算が少なくなったとはいえWeb動画の制作費に比べるとまだまだ高いのが現状です。
テレビを見ていると簡単に編集しているように見えますが、とんでもなく労力がかかっていたり、何人ものスタッフが関わっていたり、誰かが泣いていたりすると思います。
テレビ番組にかぎらず、30秒の動画制作の撮影に3時間分撮ったり、
30秒の編集に20時間かけたり・・・
よくある事です。
ここは映像クオリティの問題。 依頼者が特に気にする必要はありません。
無理な納期は、誰もトクをしません。
しかし、ビジネスはスピード命ですし、急なキャンペーンもあります。
もしもイメージと違う、ここをもう少し説明してほしいなどありましたら、すぐ制作会社に電話する事をオススメします。
そこで何度も時間の許す限り、イメージの共有を図れば、間違いなく良いものができます。
「動画の事、よく分からないから」と投げ出さないようにお願いします。分からない事は何でも聞けばいいのです。
「予算はどれくらいかかるの?」「思い通りに作ってくれるの?」 「修正とかはいくらかかるの?」 「納期はどのくらいなの?」 「地方には来てくれるの?」
どんどんお問い合わせ下さい。
早めに問い合わせをすることで、知識も増え、よりスムーズな動画制作につながります。
クライアント様で今年の3月の時点で来年のリクルート用の企業PVの企画を立てたいという会社様もいらっしゃいました。
早い段階で相談すると、縦軸を定期的に記録し、会社を追いかけたドキュメンタリーも制作できますし、市場を詳細に分析してからの企画もできます。
失敗しない動画制作を依頼するためには、ヒアリング、企画、絵コンテの「企画パート」に時間をとり、制作側とのイメージを入念にすりあわせてください。
そして、動画制作・映像制作の知識を増やす事で、納期の短縮につながり、コストの削減にもなるのです。
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