動画制作コラム

2016.05.24映像・動画マーケティング

ユーザー数13億人以上の市場

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◆これからはソーシャルメディア動画広告が主流に。

 Facebookを見ていると、「繋がってたっけ?」と思うページが現れます。なんとなく気になってタッチしてみると、広告のようなそうでないような動画が流れています。しかし、これは広告です。Instagramでも、多く見かけるようになりました。

 これは完璧なSNSを使った動画マーケティングです。

 今やFacebookユーザー数は国内で2,400万人(参照:アジア各国の11月Facebook推定ユーザ数)、海外を入れると13億5000万人という調査結果がでています。

 その他にも、Twitter、Instagram、LINEなど、SNSのユーザー数の増加は、とどまることを知りません。それだけ、利用している人が多いわけですから、ココに広告を入れない手はありません。

 

◆画像ではなく動画が主流に

 それも、動画機能が充実してきたSNSですから、広告も画像だけの平たい見せ方ではなく、動画を使ったクオリティの高い広告を制作しています。広告と感じられない映像が、次々と目に飛び込んできます。

 Facebookは2015年に、一部の広告を対象にした「プレミアムビデオ広告」を始めました。そのコンテンツの中に動画の視聴データーを分析することができるレポーティング機能もついているので、広告主はデーター分析まですることが可能になっています。

 

 FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏は、

「5年前、Facebookのコンテンツは「文字」ばかりだったが、今や多くのコンテンツは「写真」になっている。(ネットワークが更に進化し、動画を再生したり、シェア方法が今後向上することを考えれば、)将来、人々がシェアするコンテンツの多くは動画となるだろう。これは抗うことができない。」と語っていました。

 つまり、これからは情報発信の中心は動画へと移っていくことは間違いないです。

 

クオリティの高さで差がつく動画

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◆厳しい規定がより魅力を増す

 Facebookの動画広告には厳しい規定があります。宣伝色の強い動画は厳しく規制されていました。ただ、今年に入って動画広告ポリシーが改定されたようで、緩和されてきているという話も聞いています。でも、どんな広告でもOKとはいかないようです。

 Facebookを見ていると、「なんとなく見てしまう」「何を見せたいんだろう」「面白いなこれ」「誰かに教えたくなるな」というような動画がありますね。

 流し見をしているようですが、脳にインプットされているような感じがします。印象に残る映像、心に残る音楽やコピー、これはいつの間にかその商品やサービスが、脳にインプットされてしまうという感じでしょうか。

 

◆脳に知らぬ間にインプットされている

 確実に広告色は感じられません。しかし、後々何かの拍子に脳裏に浮かんでくる。「もしかすると、映像に操られているのかな」とさえ思います。

 このような広告が、SNSの大きな特徴ですね。そのため、SNSに出稿する広告は、かなりのクオリティを求められます。「この商品良いですよ」的なクオリティでは、到底ユーザーも見なくなります。また、SNSのイメージも悪くなります。だからこその厳しい規定があるのです。

 このようなクオリティの高い動画広告は、今までであればTVCMで使われていた手法です。TVでは、商品やサービスを認知してもらうことが一番の目的です。たった15秒〜30秒の映像ですから、「このような商品やサービスが手に入るんですよ」ということを、どれだけ上手く伝えるかが求められました。

 その技術をインターネットの広告に取り入れているので、これからの広告の主流はインターネットへと移っていく可能性が高まっています。

 

情報はTVからインターネットへと

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◆ライバルに越されないように

 最近は、ニュースもインターネットで見ることができます。そのために、TVを見る機会が以前に比べて大幅に減少しているのは、私だけではないでしょう。

 多くの方がTVよりもパソコンやスマートフォンへと移ってきているので、広告もTVからインターネットへと変化しても不思議ではありません。

 これから益々、SNSを媒体とした広告動画を視野に入れて、マーケティングを考えなければ、どんどんライバルに先を越される事になるかもしれませんね。

 

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