2017.05.24映像・動画制作の知識とメイキング
企業のプロモーションや、商品説明などに動画を採用するときに迷うことは、「どのような形式の動画」にするのかという点です。
普段よく目にする動画にはさまざまな種類、形式、時間のものが存在しています。
動画には大きく分けると「アニメーション」と「実写」の2種類があります。制作する動画の種類をどちらにすれば良いのか、決め手のポイントとなるメリット・デメリットをご紹介していきます。
今回は、メリットについて見ていきましょう。
目次
では、まずはアニメーションのメリットについて見ていきたいと思います。
普段、アニメーション動画を見てどんな印象を持ちますか? キャラクターを知っているものはもちろんのこと、知らないものでも、なんとなく親しみやすさを感じるという方、多いと思います。
会社や商品、サービスのターゲットにピッタリとはまるキャラクター性を持たせたキャラクター作りをすることで、最適な情報を見てもらいたい人に届けることができます。さらに効果音を用いることで、分かりやすい動きを伝えることも可能になります。
いわゆる「キャスト」を選ぶ必要がありません。単純に、カメラを使って撮影するという工程が不要になります。手の込んだデザイン、モーションを使用したり、CGなどを使わない限りは、撮影の工程が省くことができるので、実写より安く作ることが可能になります。
「キャスティング料」がかからないので、その分のコストを浮かせることができ、コスト削減もしくは、他の工程にスライドすることができるのです。キャスティングは、イメージにぴったりの人を探すとなるとコストも手間もかかります。キャラクターを自分たちで作ることができれば、「なんかイメージと違う」という感想を持つこともありません。
実写では不可能なことが、アニメーションではできるということはたくさんあります。動きの表現は無限です。理解が難しいサービスに関しては、アニメーションを使用することで、分かりやすくアプローチすることが可能になります。
さて、今度は実写のメリットについて見ていきましょう。
実際あるもの、特に“人”が出演することにより、視聴者は身近に感じるとともに、信頼感を持つようになります。アニメーションには分かりやすさと親しみやすさがありますが、“リアリティ”という点においては、実写には叶いません。
人が出演することで、分かりやすさとともに親近感がわいてきます。ここで必要となってくるのは、キャスティングがピッタリとハマることです。既にあるイメージが定着している、キャラクターが出来上がっているタレントさんを採用するのもひとつの方法です。ただし、その場合にはキャスティング料の問題が出てきます。
しかし、大切なのは、キャラクターそのものではなく、イメージするものがキャラクターに“ハマる”こと。つまり、視聴者が親近感を持てるようなキャラクター選びをすることがポイントです。
出演している人を自分に置き換えることで、視聴者は“体験”を共有することができます。実写においては、登場する人、モノ、風景がリアルなので、商品やサービスを使用するシーンがイメージしやすくなります。
ユーザー目線だけでなく、提供する側、例えば、「開発者の声」などをストーリー仕立てで交えることで、より共感を持たせるということも可能になります。
アニメーション、実写のどちらで動画制作をするかを決める際のポイントのひとつにメリットを知ることがとても役立ちます。
実写では再現する内容に限界がある場合には、アニメーション動画を、親近感を持ち、実際に使用する自分をイメージして欲しい場合には実写動画で制作といったように、使い分けをすることが大切です。
では、「アニメーションVS実写 動画を作るならどっち?【後編】」は、アニメーション、実写それぞれのでメリットについてご紹介していきます。
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