2017.05.27映像・動画制作の知識とメイキング
動画制作をする! と決めたは良いけれど、どのような動画を作るのかはどこで判断すれば良いのか分からないものです。動画には大きく分けて、「アニメーション」と「実写」の2種類があります。
アニメーションVS実写 動画を作るならどっち?【前編】では、それぞれのメリットについてご紹介しました。
今回は、「アニメーション」「実写」のデメリットについて見ていきましょう。
目次
まずはアニメーションのデメリットからチェックしていきましょう。
アニメーションは、分かりやすさ、親しみやすさというメリットがあります。実写に比べてはるかに幅広い表現ができるという点も、大きなポイントですが、その反面、「どこかで見たことある」という印象を与えがちでもあります。
そこで大切になってくるのは、ストーリー構成や動きです。印象に残る動画には、ストーリー性があり、インパクトのある動き、さらに、効果音や音楽が盛り込まれています。メリットである分かりやすさも、簡単なアニメーション(よくあるのがピクトグラムを採用したパターン)では、視聴者に印象を残すことは難しいのです。
印象に残るアニメーションを作るためには、デザインが大きく影響してきます。クオリティの高いものを作るためには、イラストレーターやアニメーターの技術がポイントになってきます。
クオリティの高い作品を作るのであれば、当然コストはかかってきます。複雑なデザインが必要であったり、好みのクリエイターやアニメーターを使いたいときには、コスト、ときには時間も必要になってきます。コストと時間のバランスはどんな種類の動画を作る場合においても重要なポイントになります。
続いて、実写のデメリットを見ていきます。
アニメーションでは不要になる「撮影」の工程において、時間とコスト、労力が発生するのが、実写の特徴でもあり、デメリットのひとつでもあります。たっぷりの時間、人手、コストがあるときには、ハイクオリティ作品を作る大きなメリットにもなる工程ですが、限りがある場合には、デメリットになります。
出演する人が多ければ、その数だけやり取りとコストが発生します。スタジオ撮影の場合には、スタジオの確保が必要になります。また、ロケをする場合には、事前にロケ場所探しをする必要があります。イメージに合う撮影場所を見つけることは、動画の仕上がりに大きな影響を与えるため、重要なポイントであると言えます。
実写のメリットでもある「イメージのしやすさ」というのがデメリットとなる場合もあります。例えば、キッチン道具のプロモーション動画を実写で作成するとしましょう。撮影場所となるキッチンの雰囲気、照明、出演者の演技などがイマイチと感じれば、視聴者は、「イメージに合わない」と簡単に判断できるのです。
実際にイメージしやすいからこそ、比較も簡単にできるという点で、クオリティがバレやすいのです。その商品を使うことで、現状より「良くなる」というシーンをイメージできるクオリティの動画を制作することがポイントです。
実写で表現することには限りがあります。イメージのしやすさ、親近感などはメリットでもありますが、サービス内容が難しいもの、映像として見せても理解が難しいものに関しては、アニメーションを採用することをおすすめします。特に、「こんなサービスがあると人々の生活が変わる! 」といった新しいもの、未来のものをプロモーションする際には、実写よりもアニメーションが向いていると言えるでしょう。
動画制作をするにあたって、アニメーションにするのか、実写にするのかを判断するポイントとなる、それぞれのメリット・デメリットについて見てきました。
何を重視し、誰に対しての動画を作りたいのかが決め手となります。コスト、時間、労力をかけて作成する動画を導入する際には、目的をしっかりと定めてからスタートさせることが大切です。
動画の出来上がりイメージはあるけれど、実際に制作はどのように進めていいのか分からない、そんなときには、動画制作のプロに任せるのが安心です。
イメージ、コスト、期間など、希望をきちんと反映した提案をしてくれる制作会社に依頼すれば、きっと満足のいく動画が完成するはずです。
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