2016.12.15映像・動画制作の知識とメイキング
秋が好き冬が好きそして君が好き!!
鍋が美味しい季節になりまして、お酒も進む進む
本日は一眼レフで気軽に
料理を美味しく撮る方法をコラムみます。
奈良でも元気!!上坂です。
ただいま年末放送の特番の編集で編集スタジオに来ております。
今回、私の出番はアシスタントプロデューサーのようなプロデューサーのようなサブカメラのような、CG担当のような感じで参加しています。
高橋Dが場の空気をなごますべく、みんなに声かけています。
気の効く男です彼は。
などなどあって、それではこちらの動画をご覧下さい。
Panasonic GH4。一眼レフで4Kが取れて長尺動画も取れる、ダイナミックレンジもできてそして安い。ノイズとローリングシャッターが気になりますが次回作GH5に期待です。ちなみにレンズはこの時、LUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 ASPH. / POWER O.I.S.だったと思います。標準レンズのLUMIX G VARIO 14-45mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.よりもシルエットがくっきりするのでおすすめです。
めっきりLED照明が増えてきました。白熱灯と違ってコンセントのワット数も考えなくていいし、寿命も限りなく長いので現場で切れる事もなく調光もしやすい。ちなみに3灯使用しています。
照明は3点照明が基本です。このへんの話は長くなるのでまた次回に。
黒幕や黒布を背景にする事で湯気や輪郭が際立ちます。反射も無いので照明の効果がより出やすくセッティングもやりやすいんです。
食品の撮影の基本を知っているとちょっとしたSNSなんかでも奇麗で美味しそうな画が撮れます。iphoneなんかでもばっちりです。
まずは盛りつけ。今回は鍋でしたので先にダシを沸騰させてから具材を投入しています。やはり煮込みすぎると肉は小さくなりますし、野菜もへたってしまうのでさっと煮込んでさっと撮影しましょう。
あと、このもつ鍋の映像では底上げをしています。ホームセンターなんかで売っている網と針金で代用しています。
今回関係は無いですが、焼き魚など魚は向かって左に頭を向けるのが基本です。
美味しさを引き立たせるには、ひたすら「アップで撮る」です。人物などもそうですが感情を伝える場合や臨場感を出す場合はアップでよく撮影します。
ここがポイント!!これを知っておくだけで誰でも簡単にナイスな画が撮影できるんです。ずばり!!『カメラと反対側から光を入れる。』
厳密にはあと2灯を配置してバランスを取ります。ただ、この一つの照明位置でだいたいはうまく撮影できます。
また、こんな照明が無いときでもiphoneのライトやミニLEDライトなんかで十分代用ができます。
応用で、ビールの下にiphone入れたらけっこうオシャレであります。
料理を取る場合はこの基本さえ知っていれば、SNSの投稿でも人より目立てますよ!!
ただ間違えても、編集で青を基調にしたりはしないで下さい。食品や料理で青は食欲減退の効果が出てしまいますので逆効果です。色を編集する場合は暖色系にする事が基本になります。
先日もiphoneライトでラーメンを撮影したのでその時の比較がコチラ↓
反射が起きる事で陰影が出て艶やかになります。また、料理によってはシルエットがくっきり出てきます。
炒めもの、焼き物で多いのですが煙で何にも見えない事も多々あります。現場で煙に惑わされない様に。ではそろそろ煙にまいてドロンしようかなと思います。
さて、いかがでしたでしょうか?今日は照明のお話をしましたが照明は本当に難しい分野です。大掛かりな撮影では専門の照明さん技師さんなどに来てもらったりもします。またCMなどではフードコーディネーターさんに来てもらってさらにすんごい見せ方をしてもらったりもするんです。
という事で、そろそろ番組の編集が終わりそうなので帰って鍋と焼酎で一杯して寝ますね。
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