2016.06.22映像・動画マーケティング
よく耳にする言葉に、「バズる」とか「バズ動画」というのがあります。これは、英語の「噂」を意味する「buzz」から名付けられたようです。
「バズ動画」とは、WEB動画がSNSの中で「噂になっている」とか、「話題になっている」とい意味です。特にFacebookやTwitter、Instagramなどでシェアされる回数が多く、爆発的に人気が高まるようなWeb動画を「バズ動画」と呼んでいます。
目次
(出典:http://inexpensive-phentermine.net/)
当たり前ですが、バズる動画を制作する上で大切なことは、バズが起きるような動画にしなくてはいけませんし、思わずシェアしてしまうような映像を意識して制作しなくてはいけません。
バズられた動画は、次々とシェアされていつの間にか何万回と再生されていることがあります。つまり、それだけ、多くの人に視聴されているということなので、バズマーケティングの力は素晴らしいですね。
ということは、Web動画を制作する上で、バズ動画も意識することが必要になります。動画を公開している企業や個人が特別な紹介をしなくても、視聴者が視聴者へと無料で宣伝してくれるのですから、これほど費用対効果が得られるマーケティングは絶対に取り入れるべきです。
では、今までバズった動画にどのようなものがあるのか、事例をご紹介します。どのWeb動画も、先にバズることを意識して制作されています。
世界中でバズった有名な動画に「雪道コワイ」があります。
激安タイヤ・ホイールのAUTOWAYのWeb動画です。これは一見するとホラー映画のショートムービーのようにも取れますが、れっきとした宣伝広告の動画です。
しかし、あまりにもお化けが怖くて、最後まで見てから「今のは何だったんだ?」と思ってしまうほどのインパクトです。ところが、最後には「スノータイヤに履き替えましょう」と言う宣伝になっています。
感動するWeb動画広告も、バズることが多いです。有名になったバズ動画の中の1つに、バドワイザーがあります。スーパーボールの優勝決定戦時に流したWeb動画広告は、純粋な男女の恋愛を表現しています。
ヒューマニズムを感じられ、自分の生き方感じ方を再確認するような、感動が生まれます。
登場する犬もかなり可愛いですね。犬好きにはたまらない動画だと思います。
ちょっと微笑ましくなるYouTubeのCMにエビアンがあります。これもバズ動画として多くの人に注目され、1億2000万以上の再生回数となっております。
ショーウィンドウのガラスに映る姿が全て赤ちゃんになっています。そのガラスの前で一人の男性がダンスを始めます。その様子を見ている周りの人達も踊りだして、ガラスに映る踊っている自分の赤ちゃんの姿を楽しんでいます。
見ている方も、その楽しさを自分に投影できて、微笑んでしまうのではないでしょうか?
カッコいいと誰もが絶賛したバズ動画は、ボルボのトラックのWEB動画広告ではないでしょうか?
俳優のジャン・クロード・ヴァン・ダムさんが2台のトラックに足をかけて走行しているものです。これはトラックの安定性を伝えることがコンセプトとして制作された動画です。
ところが、トラックよりも、ジャン・クロード・ヴァン・ダムさんのかっこよさに目が釘付け。「で、何のCMだったっけ」と思う方のほうが多いのではと思いますが・・・。
(出典:http://www.mobercial.com/article/bazzvideo/)
このように、バズる動画には、制作側の「バズらせる」工夫を感じさせられます。
感動系、ホラー系、笑える系、幸せな気持ちにさせてくれる系、目の保養系など、様々な種類にわけられますが、どれも共通している特徴があります。
まず、何にでも当てはまる、可愛い子どもや動物を使った動画は鉄板ですね。癒し系の映像が人の心を和ませ、印象に残ります。確かに、最近Facebookでも可愛い動物をアップしている動画が、急増中です。
緊張感のある動画も、ハラハラドキドキが脳に刺激を与えて、インパクトには事欠かないでしょう。そして、やはり涙が出そうな感動モノは、多くの人の心を動かします。その動画を見て感動して、何かを感じる方は少なくないはずです。
自分の過ぎ去った思い出を重ねてみたり、頑張らなきゃねと自分を見つめ直してみたり。感動は脳にインプットされやすいので、動画も印象に残ります。
そして、ホラー映像の最後にどんでん返しがあるような、最後まで見ないと意味がわからないと思わせる映像も、かなり印象に残ります。
総合してみると、どのWeb動画も、宣伝している感覚があまりありません。
もちろん、動画の途中に商品を映像の中に組み込んでいますし、最後に購入サイトへ誘導するようになっている動画もあります。しかし、最初の瞬間の映像から広告と思わせないことで、最後まで見てもらえる確率は格段に上がります。
最初から宣伝していると感じれば、そこで見終わられてしまう可能性が高くなります。そこは難しいですが、バズ動画になるかならないかの大きな違いになるでしょう。大切なのは”ストーリー”です。
テレビCMは、15秒から30秒で宣伝しなくてはいけないので、遊びの尺を取ることは勇気がいることです。しかし、Web動画広告であれば、それ以上の尺が取れるので、映像の中に遊びを盛り込むことができます。
バズ動画は、その遊び心をくすぐる十分な尺と自由な発想が、見る人の脳にインプットされていきます。これが、拡散される要素となります。
このように、Web動画はしっかりとしたコンセプトと印象に残る映像、楽しませる、感動させる、怖がらせるなどの感情を動かすことができれば、バズ動画へと変化します。
そして、バズ動画を意識することで、より多くのユーザーの方の目に止めてもらえれば、制作した動画のマーケティングは、ほぼ成功したと言えるでしょう。
バズる動画の制作も、お気軽にお尋ねください。
<関連記事>
選択してください
動画のことなら何でもお気軽にお問い合わせください!
わかりやすく安心かつ高品質な動画制作をお約束いたします。
クレジットカードでの分割払い対応 映像制作料金150万円まで、最大10回払いまで分割対応