2017.06.01映像・動画制作の知識とメイキング
映像制作を依頼する会社を選ぶ際に“安さ”を無視することはできません。
『映像制作=費用がかかる』というイメージが強いあまりに、安さばかりに目が行きがちです。もちろん、費用をかけずに良い作品ができれば問題ありません。しかし、安さばかりにこだわり、仕上がりはイマイチ、さらには再度別の制作会社に依頼することになったというのも良く耳にする話です。
映像制作を依頼する上で欠かせないキーワード“安い料金”について見ていきたいと思います。
目次
映像制作を行なっている会社は数多くあります。どの会社に依頼すれば良いのか、選ぶのもひと苦労です。
“安い料金設定”をウリにしている映像会社もあれば、費用は相応にかかるものの、“クオリティ”には絶対の自信など、アピールポイントもさまざまです。
予算が限られている場合には、まずは安い料金で依頼できる会社を見つけようとするものです。しかし、ここで注意しなければいけないのは、安い料金では映像制作をするにあたり“限界”があるということです。
料金が安いということは映像制作の工程でコストカットをする必要があります。人件費を削減する場合、撮影環境で削減する場合、編集などの時間で削減する場合とさまざまです。十分な技術、環境、時間がなければ、仕上がりはそれ相応となるケースがほとんどです。
基本フォーマットに当て込むスタイルで作られる場合もあります。このような方法で制作した動画は、オリジナリティのない仕上がりとなることは避けられません。
料金を安く設定するために、使用する機材はベーシックなものにというのは基本中の基本。他にも映像を記憶するメディアなどでコスト削減するパターンがあります。
国産のメディアではなく、海外製のメディアを使用し、コスト重視で仕上げる制作会社も珍しくありません。ここで言う海外製とは、安くて質の劣るものを指します。
勘違いしてはいけないのは、安い料金設定の会社が質の良くない映像を制作するということではありません。安さの理由をしっかりとチェックする必要があるということです。
場所や時間に関わらず、さまざまなメディアで映像に触れる機会が増えてきました。映像の効果としては、静止画(写真)や文字に比べて情報量が多く、注目が集まりやすい効果があるので、PR方法としては積極的に取り入れるべきなのです。
見よう! と思わなくても、たまたま目にした映像から興味が湧いたり、関心が高まるということは良くあります。これが映像の効果であり魅力ポイントです。
映像を制作する際に常に頭に入れておくべきこと。それは“なぜ映像を制作するのか”という点です。価格を重視するあまりに、映像を作ることが目的となってしまい、なぜ制作することになったのか、仕上がった作品で何をすべきなのかを忘れてしまいがちなのです。
目的がはっきりしていれば、コストそのものではなく、コストパフォーマンスをしっかりチェックするようになります。映像制作はお金がかかると思われがちです。しかし、会社や商品、サービスのPRができ視聴者にきちんと伝えることさえできれば、コスパが高くなる可能性は十分にあるのです。
映像制作を依頼することになれば、見積もりが作成されます。予算がないので、安く作りたいと伝えれば、映像制作会社はその希望に合わせた見積もりを出してきます。
もちろん、費用を安くすませることは大切ですが、出来上がりがどのようなものになるのか、費用をどのように分散すれば、希望する形の制作物になるのかをきちんと相談することが大切です。
信頼できる制作会社であれば、親身になって相談に乗ってくれるはずです。信頼ができれば、予定より少しコストがオーバーすることになっても、納得して依頼することができるのです。
映像制作にはそれなりの費用がかかります。これは避けられません。あとは費用、仕上がり、対応などにどれだけ満足できるのかという点がポイントになります。
多少手間と時間はかかりますが、いくつかの制作会社を比較してから、依頼するようにしましょう。
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