2016.07.19映像・動画マーケティング
(出典:https://twitter.com/florentmeyer)
圧倒的なアイディア力と高品質が強みの株式会社サンドサンクリエイティブです。
今回は、6秒で印象に残す動画広告についてお話したいと思います。
目次
普段からYouTubeを利用している方は多いと思います。
プライベートからビジネスまで様々な用途があり、若年層の間ではテレビよりYouTubeのほうが人気になっているかもしれません。
それだけ生活に根付いたメディアの一つなので、最近ではこのYouTubeの広告効果も馬鹿になりません。
YouTubeは受動的なメディアではなく、能動的なメディアなので動画をみるターゲットを絞ることが出来るのが大きなメリットです。
欲しい情報を欲しい人へピンポイントに発信できるのがYouTube広告の魅力ですね。
(Alexey Boldin / Shutterstock.com)
YouTubeの動画広告にはディスプレイ広告、オーバーレイ広告、スキップ可能な30秒広告があります。
ディスプレイ広告はPCのみの表示で動画の右横上に置いてある広告になります。動画の横にあるので、目に止まりやすく動画を見る際に邪魔にもならないのが特徴です。
オーバーレイ広告は動画が流れている下部に表示され続ける広告で、動画と一緒にみられるのでインパクトがありますが、動画を見る際に邪魔になりやすく動画視聴者への広告効果も高いのですが鬱陶しいと思う視聴者も多くいます。
次にスキップ可能な30秒広告ですが、動画の最初や途中に広告動画が流れます。
広告動画は開始5秒まで流れるのですが、その後はスキップができるようになっています。広告に興味があれば最後までみることができますし、興味がなければスキップボタンを押せばその後の広告を見ずに本編動画を見ることができます。
広告の印象も残せ、開始5秒で面白いと思わせられれば興味がなかった人にも興味を持ってもらえるかもしれません。
この他に、スキップ不可能な広告動画もあります。
こうした広告の種類に加えて2016年5月より新しい広告の種類が増えました。
それが6秒だけの動画広告「Bumper」です。
これまで動画広告のように5秒の時点でスキップするか見続けるかを選ばなくても6秒で終わるこの広告ですが、短くなったことで広告効果があまりないのではないかと危惧するかもしれませんが、
逆に6秒という短い時間、そしてスキップする手間がなくなったことによりより印象に残る広告になる可能性もあるのです。
今までスキップ出来る広告というのは興味がある人が見ればよい広告なのですが、動画見る多くの人がスキップボタンの秒数を見ることに集中してしまい、肝心の広告を見ていない人のほうが多くいるのです。
しかしこの6秒広告にはそうしたスキップボタンもなく、6秒程度なら見ようという人が多く広告効果が高くなるという結果もでています。
6秒広告動画である「Bumper」は短い時間の広告であるため情報を簡潔に伝える必要があります。
googleではこの6秒広告を「動画広告の俳句」と説明しています。
俳句というのは決められた文字数内で不必要な情報を削り、表現したいことを伝えることができます。
しかし、うまい俳句もあれば下手な俳句もあるように、6秒という限られた時間で動画と音声を組み合わせ、無駄な情報を省き伝えたいことだけを適切に伝えることができる動画広告が「Bumper」では求められるのです。
元々ある30秒動画でも必要な情報を適切に伝えるために、削りに削ってうまく広告としての動画を作っていたと思いますが、これを6秒に削るとなると大胆な取捨選択が求められます。
ですが、30秒広告と違い6秒で完結しているというのは大きな点です。
なかなか最後まで見てくれない広告よりも、短い時間で内容は大きく削られるかもしれないけれど伝えたい点だけはしっかり伝えることができる広告ならではメリットも大きいのです。
(Twin Design / Shutterstock.com)
スマートフォンで簡単に動画を取ることができるアプリ「VINE」が流行っています。
このVINEというのはTwitter公式のサービスで、6秒のループ動画を簡単に作ることができます。そしてTwitterにも簡単に投稿することができ、その人気から色々な動画がつくられています。
シンプルな機能ですが、アイデア次第でユーモラスなものからアーティステックな動画まで様々な動画が投稿でき、あるブランドではVINEを使ってアイデア動画コンテストも開かれています。
短い動画だからこそ出来ることや可能性も広がっているのです。
YouTubeのような動画サイトでの動画広告には種類があり、その効果によって広告を使い分ける必要があります。
今回新しく仲間入りした6秒動画「Bumper Ads」は、まだ始まったばかりで可能性はまだまだ未知数です。
6秒という短い時間でどれだけを伝えることが出来るか、そして印象に残すためにはどのような動画を作る必要があるか色々悩むかもしれません。
動画広告を色んな角度から制作し、実践ベースでリサーチする事も大切ではないでしょうか。
<関連記事>
選択してください
動画のことなら何でもお気軽にお問い合わせください!
わかりやすく安心かつ高品質な動画制作をお約束いたします。
クレジットカードでの分割払い対応 映像制作料金150万円まで、最大10回払いまで分割対応